Googleビジネスプロフィールのカテゴリの選び方|メイン・追加カテゴリと変更時の注意点

3BROS. JOURNAL / PRACTICAL GUIDEGBP / BUSINESS CATEGORY

WORKING NOTES

検索語を増やすより、お店の実態を正確に。

Googleビジネスプロフィールのカテゴリは、どのような事業を行っているかを伝える項目です。選び方に迷ったら、上位の店舗をそのまままねる前に、自店の主な事業を整理しましょう。この記事では、メイン・追加カテゴリの考え方と、変更前後の確認手順を紹介します。

01カテゴリ・サービス・説明文を使い分ける

カテゴリは業種を選択する項目です。具体的なメニューや対応内容を説明するサービス項目、事業の特徴を文章で伝える説明欄とは役割が異なります。伝えたい情報をすべてカテゴリへ押し込まず、適した欄に分けて整理します。

カテゴリ

何の事業かを、管理画面に表示される候補から選ぶ。

サービス

実際に提供している作業やメニューを整理する。利用できる機能は業種などで異なる。

説明文

店舗や事業の特徴を、事実に沿った文章で伝える。

Googleはカテゴリがローカル検索結果のランキングに影響すると案内しています。ただし、カテゴリを変更すれば必ず順位が上がるという意味ではありません。まず情報の正確さを優先してください。

02メインと追加の候補を事業内容から整理する

メインカテゴリは、事業を最も適切に説明するものを選びます。追加カテゴリも、実際に行っている事業を説明できるものに絞ります。扱う商品を一つずつ列挙するための欄ではありません。

確認すること整理する資料判断で迷いやすい点
主な事業店舗案内、サービス一覧今後始めたい業務と現在の業務を混ぜない
顧客への案内看板、Webサイト、メニュー広告の訴求文だけで業種を決めない
追加の事業実際の提供内容と担当体制扱う商品名だけを追加カテゴリにしない
候補の名称管理画面で選べる候補外部記事の名称が現在もあるとは限らない

表は横にスクロールできます。

例えば花屋が花束と観葉植物を扱っている場合、商品が複数あることだけを理由に、多数の業種を追加する必要はありません。主な事業を説明する候補を確認し、別の事業として案内すべき内容があるかを考えます。ここでの例は特定カテゴリの選択を保証するものではありません。

競合の表示は参考にとどめる

近隣店舗が同じサービスを提供しているとは限りません。参考にする際も、店舗全体の事業内容と自店の違いを確認します。競合が上位にいる理由を、カテゴリだけで説明することはできません。

別の事業者が同じ場所にいる場合

同じ建物に入っているという理由だけで、その事業者の業種を自社へ追加しないでください。独立して運営される事業などは、Googleのガイドラインに沿ってプロフィールの扱いを確認します。

03変更前の記録と設定の基本手順

編集前に、現在のカテゴリと変更理由を記録します。業種の実態が変わったのか、初期設定が不正確だったのかを残しておくと、後から経緯を説明できます。表示名や住所など別の情報を同時に大きく変更すると、影響を追いにくくなります。

変更記録の例 対象:店舗Aのビジネスプロフィール 変更前:現在のメインカテゴリ・追加カテゴリを転記 変更理由:実際の主な事業との不一致を修正する 候補:管理画面で候補を確認して記入 確認資料:公式サイトのサービス案内・店舗担当者の確認 担当者・変更日:保存時に記録

基本操作は、対象のビジネスプロフィールで「プロフィールを編集」を開き、業種の編集欄でカテゴリを選んで保存します。追加カテゴリを設定する場合も、候補リストから選択します。画面の表記は利用環境により異なることがあります。

  • 編集対象の店舗名と所在地を確認する
  • 現在のメイン・追加カテゴリを記録する
  • 実際の事業を説明する候補を選ぶ
  • 不要な候補を増やしていないか見直す
  • 保存結果と表示される案内を確認する

04変更後は情報と推移を分けて確認する

保存できたことと、公開画面へ反映されたことは分けて確認します。まず表示内容が意図した事業と一致しているか、必要なサービス情報などに変化がないかを見ます。その後、比較できる期間のパフォーマンスを確認します。

確認項目見るポイント
公開情報意図した内容へ反映されているか
管理画面の案内確認待ちや追加対応の表示がないか
利用中の機能必要な情報を引き続き管理できるか
反応の推移同じ長さ・曜日構成で閲覧や行動を比較できるか

表は横にスクロールできます。

変更直後に順位が動いても、カテゴリ変更だけの効果とは断定できません。検索地点、検索語、競合、季節性なども関係します。毎日の順位に合わせてカテゴリを頻繁に入れ替えるより、実態との一致を確認して一定期間観察します。

追加カテゴリは多いほどよいですか?

数を目標にしないでください。実際の事業を説明するために必要なものを選び、商品や検索語の一覧として使わないことが基本です。

希望するカテゴリが見つからないときは?

言い換えた業種名も候補で確認し、事業を説明できる一般的なカテゴリを検討します。詳しい提供内容は、利用可能なサービス項目や説明文で補う方法があります。

順位が下がったらすぐ元に戻すべきですか?

短期間の変化だけで戻す判断はできません。誤った業種になっているなら修正しますが、正確な設定であれば、変更記録と比較条件を確認したうえで原因を調べます。

参考情報

Google ビジネス プロフィール ヘルプ:業種を管理する

確認日:2026年9月26日。比較表・記入例は本記事の実務例です。各社の体制や制作条件に合わせて調整してください。

Googleビジネスプロフィールのサービス登録|説明文・料金・更新時の確認点

3BROS. JOURNAL / PRACTICAL GUIDEお店の対応内容を伝える

WORKING NOTES

「何を頼めるか」を、
来店・相談の前に伝える。

店舗名や営業時間が分かっても、どの作業を依頼できるかが伝わらなければ、お客様は問い合わせを迷うことがあります。Googleビジネスプロフィールのサービス項目は、提供内容を整理して伝えるための機能です。

この記事では、サービス名・説明・価格の準備と登録後の確認を紹介します。機能は業種などにより利用できる範囲が異なります。

01商品・サービス提供地域との違い

名前が似ていても、サービスの内容と対応する地域は別の情報です。最初に、何を案内したいのかを整理しましょう。

サービス

修理、設置、相談など、事業として提供している内容を案内する項目です。

商品

販売する商品を紹介するための項目。サービスの登録画面と同じものではありません。

サービス提供地域

訪問・出張などで対応する地域を伝える設定。作業メニューの一覧ではありません。

Googleは、対象となる業種ではサービスの候補を選んだり、独自のサービスを追加したりできると案内しています。すべてのプロフィールに同じ編集項目が表示されるとは限りません。

提供していない内容を検索対策のために登録しない

関連しそうな語句を増やすより、実際に対応している業務を正確に伝えることを優先します。項目を表示させるためだけに、実態と異なる業種を選ばないようにしましょう。

02説明文は対象・内容・条件の順で整理する

登録画面を開く前に、店舗のメニュー表、Webサイト、見積もり時の説明を見比べます。担当者によって表現や価格条件が違う場合は、先に社内でそろえます。

整理する項目確認すること記入例
サービス名一般の利用者に内容が伝わる名称か自転車のパンク修理
対象どのような商品・状態に対応するか一般的なシティサイクル。車種により要確認
作業内容含む作業と含まない作業は何か状態確認後に修理方法を案内
価格条件基本料金・追加料金・見積もりの条件部品交換の有無により見積もり
受付条件予約・持ち込み・確認事項混雑状況により受付時間が変わるため事前確認

表は横にスクロールできます。

自転車修理店を想定した架空の整理例です。実際の店舗の対応条件へ置き換えてください。

説明文の例

シティサイクルのパンク修理に対応しています。タイヤとチューブの状態を確認し、修理方法と見積もりをご案内します。部品交換が必要な場合や一部車種は、対応可否と料金を個別に確認します。受付状況はご来店前にお問い合わせください。

この文章も、店舗の実際の対応に合う場合だけ使います。「すぐ直る」「どんな車種でも対応」などの表現は、受付体制や条件が伴わないなら加えません。

価格はサービス名へ詰め込まない

Googleは、カスタムサービス名に価格、電話番号、個人情報などを含めないよう案内しています。価格や説明は対応する入力欄で整理し、最低料金だけが独り歩きしないよう、追加条件との整合を確認します。

03サービスを登録・更新する基本手順

対象店舗を管理できるアカウントで、プロフィールの「サービスを編集」を開きます。表示される候補から追加するサービスを選び、必要に応じて価格や説明を入力して保存します。候補にない内容は、利用できる場合にカスタムサービスとして追加します。

  1. 店舗と既存項目を確認する

    複数店舗を管理する場合は店名・所在地を照合します。同じ内容を別名で重複登録しないよう、現在の項目を先に見ます。

  2. 準備した情報を入力する

    名称、説明、価格条件を整理済みの資料と照合します。推測で空欄を埋めません。

  3. 保存して記録する

    変更日、担当者、変更したサービスを残します。価格改定なら適用開始日も記録します。

  4. 利用者向けの表示を確認する

    管理画面の保存状態と公開表示を分けて確認します。スマートフォンでも、内容や料金が誤解されないかを見ます。

終了したサービスを整理するときは、季節限定の休止なのか恒久的な終了なのかを担当者に確認します。既存予約や問い合わせへの対応が残る場合は、プロフィールだけを先に変更せず、店舗内の案内もそろえましょう。

04表示されない場合と、更新時の点検

編集できたからといって、すべての検索画面で同じ位置に表示されるとは限りません。「入力項目がない」「保存できない」「公開表示が見つからない」を分けて確認します。

状況確認すること
サービスの編集欄がない対象店舗、管理権限、業種に応じた機能の利用可否
カスタムサービスが承認されない名称や内容がGoogleの案内・ポリシーに合っているか
古い説明が残っている保存状態、確認日時、店舗の取り違え、他の管理担当者の更新
サイトと価格が異なる価格改定日、税込・税別の表記、追加条件の反映状況

表は横にスクロールできます。

  • 実際に提供するサービスだけを登録した
  • 名称と説明が重複・矛盾していない
  • 対象外や追加条件を確認した
  • 価格情報がサイト・店頭案内と一致する
  • 変更日と確認担当者を記録した
  • 公開表示を確認し、未確認部分を残した

サービスを多く登録すれば順位が上がりますか?

登録件数だけで順位向上を保証することはできません。件数を増やす目的ではなく、お客様が提供内容を理解できるかで判断します。

説明文はどのくらい詳しく書きますか?

画面の入力上限を確認し、対象・内容・主な条件を優先します。細かな条件をすべて押し込むより、店舗や公式サイトの案内と内容をそろえることが大切です。

定期点検に加え、新メニューの開始、価格改定、対応終了のときに更新する担当を決めると、情報が古いまま残る状態を減らせます。

参考情報

Google:ビジネスプロフィールに表示されるサービスを管理する

確認日:2026年9月25日。記入例・確認表は本記事の実務例です。実際の仕様や運用条件に合わせて調整してください。

Googleビジネスプロフィールの予約リンク|設定と予約先の確認ポイント

3BROS. JOURNAL / LOCAL BUSINESS地図検索から予約へ

BOOKING LINK

見つけてもらった先に、
迷わず予約できる入口を。

Googleビジネスプロフィールの予約リンクは、お店を見つけた人を予約ページへ案内する入口です。登録したURLが開くだけでなく、その店舗の予約を進められるかまで確認しましょう。

この記事では、自社サイトや予約サービスのURLを設定する場合を中心に、登録手順と公開後の点検を説明します。予約システム自体の導入とは分けて考えます。

01予約リンクと予約システムを分けて考える

予約リンクは、Google上のプロフィールから予約先へ移動するためのものです。リンクを追加しただけで、予約枠や顧客情報を管理する機能が自社サイトに生まれるわけではありません。

プロフィールの入口

店舗情報を見た人が予約先へ移動します。どの店舗の予約かを明確にします。

予約先のページ

メニュー、日時、必要事項などを選択・入力します。分かりやすい案内が必要です。

店舗の受付業務

受付通知や予約枠の管理を行います。仮受付と予約確定の違いも伝えます。

すべての店舗に同じ項目があるとは限りません

利用できるリンクや機能は、業種・地域などで異なります。管理画面に項目がない場合、予約ボタンを出すためだけに実態と違うカテゴリへ変更しないでください。

Googleと連携する予約プロバイダによる機能と、自分で追加するリンクでは管理方法が異なる場合があります。まず、現在表示されている予約先と、その管理者を整理します。

02「予約できる店舗専用ページ」を選ぶ

リンク先は、利用者がその店舗で目的の予約を進められるページにします。会社のトップページから店舗を探し直したり、SNSのプロフィールから別のリンクを探したりする導線は避けます。Googleのリンクポリシーも確認してください。

確認項目望ましい状態見直したい例
店舗の一致店名・住所・予約対象が一致する別支店が初期選択される
行動の明確さメニューや日時の選択へ進める会社紹介だけで予約入口が見つからない
条件の確認料金や受付条件を申込前に確認できる何が含まれる予約か分からない
受付の扱い即時確定か、店舗確認後の確定か分かる送信後に予約できたか分からない
利用環境スマートフォンで読みやすく操作できる文字が小さい、ボタンが隠れる

表は横にスクロールできます。条件・表示の具体例は店舗の運用に合わせて調整してください。

公式ポリシーでは、リンク先は対象の店舗に対応し、指定した行動を完了できることが求められます。SNS、メッセージサービス、アプリストアへのリンクやURL短縮サービスは、予約用リンクの代わりとして使わないようにします。

複数店舗がある場合

URLを店舗別の一覧表にして、店名・住所・予約ページ・更新担当者を対応させます。共通の予約サービスを利用していても、到着時に正しい店舗が選ばれるかを店舗ごとに確認しましょう。

03予約リンクを設定する流れ

オーナー確認済みのプロフィールを管理できるアカウントで操作します。項目名や表示位置は環境により異なるため、画面に表示される予約・取引関連の項目を確認してください。

  1. 対象のプロフィールを開く

    Google検索またはGoogleマップで管理対象を表示し、店名と所在地を確認します。複数店舗を管理する場合は、ここで取り違えを防ぎます。

  2. 予約に関する項目を開く

    Google検索では「予約」などの項目、Googleマップではプロフィール編集内の該当するリンク項目を確認します。表示されない場合は次の確認表へ進みます。

  3. 予約URLを追加して保存する

    「リンクを追加」などから、確認済みのURLを入力します。入力後は末尾の文字や不要な空白も確認します。

  4. 複数のリンクがある場合は整理する

    優先リンクを選択できる場合は、店舗として案内したい予約先を設定します。自社で追加していないリンクは、提供元を調べます。

  5. 利用者向けの表示を確認する

    保存後、公開されているプロフィールからリンクを開きます。管理画面内で保存できたことと、利用者向けの表示は分けて確認します。

予約サービスの変更時は、旧リンクの扱いも決める

旧サービスが予約を受け付け続けると、受付が分散するおそれがあります。旧サービスの停止日、新サービスの開始日、既存予約の確認担当をそろえてから切り替えます。

04表示されない・違う予約先が出るとき

原因を決めつけて設定を繰り返す前に、管理画面・公開表示・リンク先のどこで問題が起きているかを切り分けます。

状況最初に見ること次の対応
入力項目がない対象店舗、管理権限、機能の利用条件公式ヘルプで対象機能を確認する
保存後も表示されない保存したURL、リンク先の動作、ポリシー適合確認日時と画面を記録し、問題が続く場合はサポートへ相談する
別の予約先が出る第三者の予約プロバイダが提供するリンクか提供元と契約・連携の状況を確認する
別店舗へ移動する店舗別URL、転送、予約サービスの初期選択正しい予約先を確認して修正する
ページは開くが進めない受付期間、満席表示、必須入力、ログイン条件予約サービス側の設定と受付体制を確認する

第三者が提供するリンクは、自分で入力したリンクと同じ方法で削除できない場合があります。Googleの案内に沿ってプロバイダへ削除を依頼し、反映後の公開表示を確認します。身に覚えのないリンクでも、契約先や既存の連携を調べてから対応しましょう。

05スマートフォンで予約直前まで点検する

  • 公開プロフィールの店名・所在地が正しい
  • 予約リンクから意図した店舗のページが開く
  • 予約対象・料金・受付条件を読める
  • 日付やメニューの選択ボタンが操作できる
  • 入力エラーの説明が分かりやすい
  • 確定前に内容を見直せる
  • 受付通知を誰が確認するか決まっている

動作確認だけで実予約を作らないよう、通常は確定直前までを点検します。送信テストが必要な場合は、店舗内で日時と取消手順を共有して実施します。

効果を見るときは、予約完了と分けて記録する

予約ページへの移動と、予約の成立は同じではありません。予約サービスの受付記録と、利用できる計測データを照合します。「受付件数」「キャンセル」「来店」も混ぜずに記録すると、入口の改善と店舗運用の課題を分けやすくなります。

自社サイトのトップページでもよいですか?

予約リンクには、その店舗の予約を進められる専用のページを用意するのが基本です。トップページから予約先を探し直す状態は見直しましょう。

リンクを付けるだけで予約は増えますか?

増加は保証できません。メニューの魅力、空き枠、料金、ページの使いやすさなども関係します。まず、興味を持った人が迷わず進める状態を整えます。

参考情報

Google:ビジネスプロフィールのローカルビジネスリンクを管理する
Google:ビジネスリンクに関するポリシー

確認日:2026年9月25日。機能や管理画面は業種・地域・更新により異なります。点検表は店舗運用のための実務例です。

MEO対策の内製・外注はどう分担する?業務別の担当表と工数の整理方法

3Bros.works JOURNAL LOCAL MARKETING / TEAMWORK
DECIDE WHO DOES WHAT

店舗が知っていること。
外部に任せること。
その間を、つなぐ。

MEO対策を外注しても、営業時間や商品情報、現場で起きたことを伝える作業は必要です。 一方、店舗ですべてを抱えず、原稿づくりや分析を外部に任せる方法もあります。

内製と外注を組み合わせるときは、情報提供・作業・承認の担当を分けて決めることが大切です。 業務別の担当表と社内工数の計算例を使って、無理なく続けられる体制を整理しましょう。

MEO対策の内製・外注は、業務単位で分けて考える

内製と外注を選ぶときは、「全部任せるか」だけで考えず、 日々の業務を小さく分けて整理します。 営業時間の確定、写真撮影、投稿原稿、内容確認、公開、分析では、必要な情報や判断が異なるためです。

運用方法全体の比較は、 MEO対策の自社運用と業者委託の比較 で確認できます。本記事では、実際に担当を割り振る方法を扱います。

INFORMATION

現場の情報を集める

営業時間、価格、提供状況、接客時の出来事など。事実を確認できる店舗側の担当を決めます。

OPERATION

掲載できる形にする

原稿作成、画像整理、設定変更、報告資料など。作業範囲を定めて外注する選択肢があります。

DECISION

内容と方針を判断する

情報の正しさ、顧客対応の方針、次の施策。社内の責任者と承認が必要な範囲を決めます。

「双方で対応」だけでは、担当が曖昧になります。
「店舗が事実を確認し、外注先が原稿を作り、店長が承認する」のように、 一つの業務でも役割を分けて記録してください。

業務別の担当表で、社内に残る作業を確認する

以下は、店舗が情報と素材を提供し、外注先が運用を支援する場合の例です。 契約や社内体制に合わせて、担当者名と期限を追加して使ってください。

店舗と外注先で分担する場合の担当表
業務 店舗・社内の担当 外注先の担当 決めておくこと
営業時間・休業日の更新 営業予定の確定と共有 共有内容を反映し、表示を確認 連絡期限と、急な変更時の対応者
商品・サービス情報 価格、内容、提供条件の確認 説明文の整理と掲載作業 販売終了・価格改定時の連絡方法
写真 撮影または撮影協力、掲載可否の確認 写真の選定・調整・掲載 撮影が契約に含まれるか、素材の共有先
投稿 告知内容や画像の提供、原稿承認 原稿作成、承認後の公開 本数、修正範囲、素材と承認の期限
口コミへの返信 事実確認、対応方針の判断 返信案作成、合意した範囲での公開 個別確認が必要な内容と連絡先
掲載情報の点検 実際の店舗情報との照合 表示内容の確認と差異の報告 変更前に承認が必要な項目
分析・改善提案 来店・予約など現場の状況を共有 取得できるデータの整理と改善案の提示 報告指標、比較期間、次の作業の決め方

表は横にスクロールできます。作業範囲は契約によって異なり、すべてが通常料金に含まれるとは限りません。

情報が発生したときの連絡担当を決める

休日や価格の変更を、外注先が自動的に把握できるとは限りません。 店舗内で変更が決まったときに、誰が、どこへ、いつまでに連絡するのかを決めます。 複数店舗なら、店舗別の窓口と全体を確認する責任者を分ける方法もあります。

営業日の例外設定は、 Googleビジネスプロフィールの特別営業時間の設定方法 も参考にしてください。

写真撮影は、掲載作業と分けて確認する

「写真対応」という契約でも、提供された写真の掲載だけなのか、 現地での撮影まで含むのかで負担は変わります。 必要な写真、撮影する人、掲載可否を確認する人を分けておくと、素材待ちを減らせます。

外注後の社内工数は「回数×時間」で見積もる

外注で減らせる作業と、社内に残る作業を分けて計算します。 原稿作成を任せても、素材の準備、内容確認、修正の返答には時間がかかるためです。

社内工数の計算式

月間の社内工数=各作業の「1回あたりの時間×月間回数」の合計

担当者が複数いる場合は、全員の作業時間を合計します。 2人が30分の会議に参加すれば、社内工数は合計60分です。

架空の計算例:1店舗で情報提供と承認を行う場合
社内に残る作業 1回の時間 月間回数 合計
告知・変更情報の整理 15分 4回 60分
写真の撮影・共有 20分 4回 80分
投稿原稿の確認 10分 4回 40分
口コミ返信案の確認 5分 8回 40分
月次の振り返り 30分 1回・1人 30分
月間の社内工数 250分
4時間10分

時間と回数は計算方法を示すための仮定です。標準工数、推奨投稿頻度、必要な口コミ件数を示すものではありません。 初期設定、緊急対応、修正の往復、移動時間などは含めていません。

実際にかかった時間で、分担を調整する

運用開始後は、見積もりと実際の時間を照合します。 確認の往復が多いなら、依頼時の情報が不足していないかを確認します。 写真の準備に時間がかかるなら、まとめて撮影する日を設ける、撮影も外注するなどの選択肢があります。

費用は、外注料金と社内工数を合わせて考えます。
Googleビジネスプロフィール自体は無料ですが、外部事業者に依頼する管理業務は有料の場合があります。 外注料金の比較では、情報提供や承認に残る社内負担も確認しましょう。

参考: Google公式:サードパーティと連携して管理するためのヒント

通常の承認と、緊急時の連絡を分けて決める

すべての業務を同じ流れで処理すると、急な休業情報まで承認待ちになることがあります。 定期的な投稿と、来店に影響する変更では、連絡・確認の方法を分けておきましょう。

内容ごとに決めておきたいルール
区分 対象の例 決めること
通常の更新 商品紹介、写真追加、定期投稿 原稿提出日、承認期限、確認が遅れた場合の扱い
来店に影響する変更 臨時休業、当日の営業時間変更 急ぎの連絡先、対応時間、代わりに作業する人
個別判断が必要な返信 苦情、事実確認が必要な口コミ 社内の判断者、公開前の確認、外部へ共有する情報の範囲
重要な設定変更 店名、住所、カテゴリなど 変更理由、正しい情報の根拠、承認者、変更後の確認

「返事がなければ公開」の扱いを曖昧にしない

承認期限までに返事がなかったとき、公開を止めるのか、別の責任者へ確認するのかを決めます。 無回答を自動的に承認と扱う運用は、合意した範囲が不明確だと誤公開につながります。 通常投稿と重要な情報変更で、別のルールにすることも検討してください。

口コミ返信は、公開する情報を確認する

外注先が返信案を作る場合も、実際の出来事を確認する担当者が必要です。 個別の顧客情報や、確認できていない推測を返信文に含めないよう、 店舗側が確認すべき内容を整理しておきましょう。

臨時休業の連絡メモ例

対象店舗:店舗名とプロフィールのURL

変更内容:休業する日、必要に応じて再開予定

確定者:営業判断をした店舗責任者

作業担当:外注先。対応時間外は事前に決めた社内担当者

完了確認:対応内容を共有し、公開画面の表示状況を確認する

この例は連絡項目のたたき台です。Google側の審査や反映状況によって、変更が直ちに表示されない場合もあります。

管理権限と、契約終了時の引き継ぎを決める

外注を始める際は、自社側で管理を継続できる状態を確認します。 どのアカウントがオーナーなのか、外注先に何の権限を渡すのかを記録しておきましょう。

パスワードの共有ではなく、ユーザーの招待を使う

Googleビジネスプロフィールでは、オーナーや管理者としてユーザーを追加できます。 各担当者のGoogleアカウントを使えば、パスワードを共有せずに管理できます。 日常の投稿や情報更新を依頼する場合は、必要な作業に合う権限を確認してください。

参考: Google公式:ビジネスプロフィールのオーナーと管理者を管理する

役割分担表と、システム上の権限は別です。
「投稿だけを担当」と決めても、管理者権限では他の情報を編集できる場合があります。 作業してよい範囲、承認が必要な変更、実施後の記録方法を別に合意してください。

引き継ぎで受け取るものを、開始時に確認する

  • 自社が管理できるアカウントと権限の一覧
  • 対応中・未対応の作業と、その期限
  • 投稿原稿、写真、制作データの保存場所と利用条件
  • 過去の変更記録と、直近の報告資料
  • 連携ツールや外部サービスの契約・管理状況
  • 外注先のアクセスを終了する日と、確認担当者

引き継ぎを進めるために、新しいプロフィールを作り直す必要があるとは限りません。 まず既存プロフィールの管理状態を確認し、権限と作業記録を引き継ぐ方針で相談します。

上位表示の保証より、業務内容と説明の明確さを確認します。
Googleのサードパーティポリシーは、上位掲載を保証するような主張を禁止しています。 契約時には、実施する作業、費用、報告内容、終了時の対応を確認しましょう。

参考: Google公式:ビジネスプロフィールのサードパーティポリシー

運用開始前のチェックリストと、よくある質問

  • 情報提供・作業・承認の担当者を分けて決めた
  • 撮影、原稿作成、公開、分析の契約範囲を確認した
  • 素材提供と承認の期限を決めた
  • 臨時休業などの急ぎの連絡先を決めた
  • 担当者が不在のときの代行者を決めた
  • 外注後に残る社内工数を見積もった
  • 管理権限と、変更してよい範囲を確認した
  • 報告する指標と、改善を決める場を用意した
  • 契約終了時のデータと権限の引き継ぎを確認した

Q. 投稿だけを外注してもよいですか?

投稿原稿の作成と公開だけを依頼するなど、業務を限定する方法があります。 その場合も、商品情報や写真を提供する担当、内容を承認する担当、 誤りがあったときの修正担当を決めてください。

Q. 月次の分析だけ外部に頼む方法はありますか?

日々の更新は社内で行い、データの整理や改善提案を外部に依頼する方法もあります。 提案を受けた後に誰が実行するかまで決めておくと、報告だけで止まりにくくなります。 指標の基本は、 Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスの見方 を参考にしてください。

Q. 複数店舗では、店舗ごとに担当を置く必要がありますか?

必ず同じ体制にする必要はありませんが、各店舗の正しい情報を確認できる窓口は必要です。 店舗が変更情報を集め、本部が承認し、外注先が反映するなど、 情報が通る順番と期限を決めましょう。

Q. 外注すれば、社内の作業時間はほぼゼロになりますか?

現場の情報提供や、顧客対応に関する判断が残る場合があります。 契約前に社内で対応する作業を洗い出し、実際の回数と所要時間から見積もることが大切です。

Q. 成果が出ない場合、すぐ内製へ戻した方がよいですか?

まず、契約した作業が実施されているか、情報提供や承認が止まっていないか、 評価する期間と指標が適切かを確認します。 運用方法を変える場合も、記録と権限を引き継いでから移行しましょう。

BUILD A WORKABLE TEAM

店舗の負担に合わせて、
任せる範囲を考える。

投稿、写真、情報更新、分析。 現在止まりやすい作業と、社内で続けられる作業をお聞かせください。 MEO運用の役割分担についてのご相談は、3Bros.worksへ。

MEO運用を相談する →

参考情報

公式情報の確認日:2026年9月17日。 本文の担当表・工数・連絡方法は運用設計の例です。 実際の店舗数、契約範囲、対応時間に合わせて調整してください。

Googleビジネスプロフィールの写真設定方法|サイズ・選び方・表示されないときの確認点

Googleビジネスプロフィール運用

「どんなお店か」が伝わる写真を、迷わず選べる状態に。

Googleビジネスプロフィールの写真は、店舗の場所や雰囲気、商品・サービスを知るための判断材料です。きれいな写真を増やすだけでなく、来店前のお客様が知りたい情報をそろえることが大切です。

まずは外観・店内・商品やサービスの写真を確認し、現在の営業実態と合っているかを見直しましょう。この記事では、写真のサイズ、追加方法、選び方、表示されない場合の確認点を紹介します。

Googleビジネスプロフィールの写真を整える目的

店舗名だけでは、入口の場所、店内の広さ、どのような商品を扱っているかまでは分かりません。写真は、文章だけでは伝わりにくい情報を補う役割を持ちます。

01 / ACCESS

迷わず来店できる

道路から見える外観や入口を掲載すると、初めて訪れる人が現地の建物と照合しやすくなります。

02 / ATMOSPHERE

利用場面を想像できる

客席、受付、売り場など、利用する空間を見せることで、自分に合う店舗か判断する材料になります。

03 / SERVICE

提供内容が分かる

商品やサービスの様子を掲載すると、何を購入・相談できるお店なのかを具体的に伝えられます。

写真の枚数だけを目標にしない

似た構図を増やすよりも、「入口が分からない」「店内の様子が想像できない」といった不足を埋める視点で選びましょう。写真追加だけで検索順位や来店数の向上を保証できるものではありません。

用意したい写真の種類と選び方

最初に、掲載済みの写真をお客様の視点で見直します。そのうえで、以下のように写真の目的を分けておくと、撮影を依頼するときにも説明しやすくなります。

撮影内容を整理するための例
写真の種類 伝えること 撮影時の確認点
外観・入口 場所、看板、入り口の位置 実際に来店する方向から見て、建物と入口を見分けられるか
店内・設備 売り場、客席、受付などの雰囲気 現状と一致しているか。広さが過度に違って見えないか
商品 扱っている商品と特徴 色・形・量が実物と大きく異ならないか
サービス 作業や接客、提供内容 何をしている場面か伝わるか。公開してよい情報だけか
スタッフ 担当する人の雰囲気 本人に掲載先と利用目的を説明し、公開の確認を取ったか
ロゴ・カバー お店やブランドを識別する情報 小さい表示でも分かるか。重要な部分が端に寄っていないか

スマートフォンでは表を横にスクロールできます。すべての業種に同じ種類の写真が必要なわけではありません。

写真1枚に「伝える役割」を持たせる

たとえば美容室なら、道路から見える看板、入口、施術スペースを分けて撮影します。小売店なら、売り場全体と主力商品の近景を組み合わせる方法があります。写真ごとの役割が異なると、見る人が情報を整理しやすくなります。

撮影担当者には「雰囲気のよい写真をお願いします」だけでなく、「駅から来た人が入口を見つけられる写真」のように、目的まで伝えましょう。

現在の営業実態が伝わる写真を使う

改装前の内装、取り扱いを終了した主力商品、移転前の外観が目立つと、現地との違いに戸惑う可能性があります。自社が追加した写真は、営業内容が変わったタイミングで見直してください。

また、AIで作った架空の店舗や実物と異なる商品画像を、現地や実商品の写真として使うことは避けましょう。Googleの写真ガイドラインも、実際の雰囲気を伝え、過度な加工やAIの使用を避けるよう案内しています。

参考:Google公式:ビジネス固有の写真に関するヒント

写真のサイズと追加手順

アップロード前に確認する画像の条件

Google公式ヘルプで案内されている写真の条件
項目 条件・目安
形式JPGまたはPNG
ファイル容量10KB〜5MB
推奨解像度横720px × 縦720px
最小解像度横250px × 縦250px
品質ピントと明るさが適切で、実際の様子が伝わること

2026年9月確認。仕様は変更される場合があります。推奨解像度は、すべての写真を必ず正方形にするという意味ではありません。出典:Google公式の写真ガイドライン

横長の写真を使う場合も、店舗名や商品の重要な部分が端に寄りすぎない構図にすると、表示枠の違いに対応しやすくなります。小さな画像を引き伸ばしても、元の細部まで鮮明になるわけではありません。できるだけ元の撮影データから準備してください。

Google検索から写真を追加する基本手順

  1. 管理用のGoogleアカウントにログインする。
    対象のビジネスを管理できるアカウントを使用します。
  2. Google検索で店舗名などを検索する。
    同名店舗や別拠点を選んでいないか、住所も確認します。
  3. 管理画面の「写真」から追加する。
    「写真を追加」など、画面に表示された追加操作を選びます。
  4. 準備した画像を選択する。
    別店舗の写真や古い画像が混ざっていないかを確認します。
  5. アップロード後の状態を確認する。
    処理中・保留中・不承認などの表示がある場合は、その内容を確認します。
  6. 公開側の見え方を確認する。
    反映後、Google検索やマップで意図した写真が表示されるかを見ます。

端末や画面更新によって名称・配置は異なります。写真の表示にはオーナー確認が必要です。参考:Google公式:写真と動画を管理する

カバー写真は、必ず先頭に表示されるとは限りません

カバー写真として設定しても、希望する写真が常に最初に表示されるわけではありません。順番を固定できる前提で運用せず、どの写真が見られても店舗の情報が正しく伝わる状態を整えましょう。

写真が表示されない・削除したいときの確認点

表示されない場合は、状態を分けて確認する

アップロード直後に見当たらないだけで、設定失敗と判断しないようにしましょう。オーナー確認、処理状況、画像の条件、ポリシー適合性を順に確認します。

状況別の確認ポイント
状況 確認すること 対応
追加操作ができない 管理アカウント、権限、対象店舗 管理できるアカウントで対象プロフィールを開き直す
保留中になっている オーナー確認と処理状況 画面の案内を確認し、処理完了後に再確認する
不承認になっている 形式・容量・内容・加工の程度 理由や公式ポリシーを確認し、問題を修正して対応する
希望の位置に出ない 公開側の表示、カバー写真の設定 並び順の固定を前提にせず、写真全体の内容を見直す

自分が追加した写真と、お客様の写真を区別する

自分が追加した写真は、管理画面で対象を選び、削除操作を行えます。別の利用者が投稿した写真は、同じように直接削除できるわけではありません。

他店の写真など、Googleのポリシーに違反する可能性がある場合は、該当する理由を選んで報告します。削除の可否は審査されるため、「気に入らない」「見栄えがよくない」という理由だけで削除されるとは限りません。

参考:Google公式:不適切な写真や動画を報告する

無理なく続ける写真の更新方法

毎回撮影から始めるのではなく、使える写真をまとめて保管し、更新が必要な出来事に合わせて確認する仕組みを作ります。固定の投稿回数を達成することより、情報が古いまま残らないことを優先しましょう。

撮影・確認・追加の担当を決める

小規模な店舗なら同じ人が兼任しても構いません。ただし、誰が写真を用意し、誰が内容を確認し、誰が公開するかを決めておくと、更新漏れを減らせます。

共有フォルダには店舗名・撮影日・内容が分かる名前で保存します。「掲載可」「確認待ち」「使用終了」などの区分を設けると、古い写真の再使用を防ぎやすくなります。

更新タイミングの運用例

新商品が入荷したとき、内装や看板が変わったとき、季節の売り場を作ったときに写真を確認します。加えて月1回など、自社で続けられる点検日を決めます。これは運用例であり、Googleが定めた更新義務ではありません。

公開前のチェックリスト

  • 対象店舗・拠点の写真である
  • 現在の商品・サービス・設備と一致している
  • 暗すぎず、ピントが合っている
  • 重要な部分が端で切れにくい構図になっている
  • スタッフやお客様など、写っている人の掲載確認が済んでいる
  • 顧客情報・伝票・画面など、公開してはいけない情報が写っていない
  • 画像の形式・容量・解像度を確認した
  • 公開後に検索・マップで見え方を確認する担当が決まっている

写真の更新と成果を記録する

撮影日、追加日、写真の内容を記録し、プロフィールのパフォーマンスと合わせて振り返ります。電話やウェブサイトへのクリックなど、画面で確認できる指標から、運用目的に合うものを選びましょう。

数値が変わっても、季節、営業時間、広告、他の投稿などの影響が考えられます。更新直後の増減だけで写真の効果を断定せず、実際のお客様から「入口が分かりやすかった」などの声があれば、一緒に記録すると改善に役立ちます。

Googleビジネスプロフィールの写真に関するよくある質問

スマートフォンで撮影した写真でも使えますか?

画像の条件を満たし、店舗や商品が分かりやすく写っていれば、スマートフォンで撮影した写真も候補になります。高価な機材を用意する前に、明るさ、ピント、傾き、不要な写り込みを確認してください。

毎日、写真を追加した方がよいですか?

毎日の追加を目標にするよりも、現在の情報が不足なく伝わるかを確認しましょう。同じような写真を増やすだけでは、見る人の判断材料が増えるとは限りません。新しい商品や設備の変更など、伝える内容があるときに追加します。

ロゴだけを掲載していてもよいですか?

ロゴはお店を識別するために役立ちますが、入口、雰囲気、商品までは伝えられません。来店型店舗なら外観や店内、サービス業なら提供内容が分かる写真など、利用前の判断に必要な情報も用意するとよいでしょう。

記事用のイラストを店舗写真として使えますか?

記事の内容を説明するイラストと、実際の店舗を紹介する写真は用途が異なります。外観・内観・商品の紹介では実際の写真を使い、存在しない店舗や商品と誤認される表現を避けてください。

写真の運用は「お客様が知りたい情報」から整える

Googleビジネスプロフィールの写真設定では、サイズや追加操作だけでなく、何を伝えるための写真なのかが大切です。外観、店内、商品・サービスの不足を確認し、現在の営業実態に合う写真をそろえましょう。

まずは掲載中の写真を見直し、撮影が必要なものを一覧にするところから始めると、担当者や外注先とのやり取りも進めやすくなります。

店舗情報の更新や写真の整理でお困りですか?

3Bros.worksへ、GoogleビジネスプロフィールやWeb・SNSの運用についてご相談ください。現在の掲載状況や担当体制を伺い、見直したい内容を整理します。

運用について相談する

Googleビジネスプロフィールの特別営業時間とは?祝日・臨時休業の設定方法

Googleビジネスプロフィール・店舗情報管理

祝日も、臨時休業も。
来店前に正しい営業時間を届けましょう。

通常営業時間との使い分けから、特別営業時間の設定手順、更新漏れを防ぐ店舗運用まで整理します。

祝日は営業時間を短くする、棚卸しの日だけ休業する、イベントに合わせて定休日に営業する。こうした予定が決まったとき、Googleビジネスプロフィールの情報も更新していますか。

店頭の張り紙やSNSで告知していても、Google検索やGoogleマップだけを見て来店するお客様には、変更が伝わらないことがあります。

特定の日だけ営業予定が変わる場合に使うのが「特別営業時間」です。この記事では、通常営業時間との違い、設定方法、登録後の確認項目を解説します。

先に結論:日付限定の変更は「特別営業時間」で管理します

毎週の営業スケジュールは通常営業時間、祝日や短縮営業など日付ごとの例外は特別営業時間で管理すると、情報を整理しやすくなります。設定後は、Google検索・マップに表示される案内と、自社サイト・SNSの告知内容まで確認しましょう。

Googleビジネスプロフィールの特別営業時間とは?

特別営業時間は、祝日やイベントなど、特定の日に適用する営業予定を登録する機能です。通常の週間スケジュールを変更せずに、その日の営業時間や休業を案内できます。

営業する時間が変わる日

祝日の短縮営業、イベントに合わせた延長営業、普段の定休日に行う特別営業などが該当します。

例外的に休業する日

棚卸し、社内研修、設備点検などによる単日の臨時休業を、日付を指定して案内します。

例えば、普段は10時から19時まで営業している店舗が、ある祝日だけ17時に閉店する場合です。その日の特別営業時間を10時から17時に設定すれば、毎週の営業時間を変更する必要はありません。

Google公式では、祝日に通常どおり営業する場合も、祝日の営業時間を確認・設定することを勧めています。「祝日だから通常と違うかもしれない」という来店前の迷いを減らすためです。

通常営業時間・サービス別営業時間との違い

営業時間を変更する前に、「日付だけの変更」なのか、「毎週の変更」なのかを分けて考えましょう。設定する場所を間違えると、意図しない日まで営業時間が変わってしまいます。

営業予定に合わせた設定の使い分け
変更したい内容 確認する設定 具体例
毎週の営業予定 通常営業時間 来月から毎週水曜日を定休日にする
特定の日の営業予定 特別営業時間 祝日のみ17時閉店、棚卸しの日だけ休業
特定サービスの提供時間 営業時間の詳細 テイクアウトを受け付ける時間帯
長期・期間未定の休業 臨時休業の扱いを確認 数週間の改装工事、再開日未定の休業

※表は設定を選ぶための整理例です。長期休業については、期間と営業実態を確認し、Google公式ヘルプの最新案内に沿って判断してください。

店舗の営業時間と、サービスの受付時間は分けて考えます。

店内営業とテイクアウトなどで対応時間が異なる場合は、利用できる「営業時間の詳細」の項目を確認します。電話受付だけ延長するために店舗全体の営業時間を長くする、といった設定は避けましょう。

特別営業時間の設定方法

編集するGoogleアカウントに、対象のビジネスプロフィールを管理する権限があることを確認してから進めます。複数店舗を管理している場合は、店舗名だけでなく住所まで照合してください。

  1. 対象のビジネスプロフィールを開く 管理している店舗を表示し、変更対象の店舗であることを確認します。
  2. 「プロフィールを編集」から「営業時間」を開く 通常営業時間の設定内容も、あわせて確認します。
  3. 「特別営業時間」の編集を選ぶ 提示された祝日を確認するか、日付を追加して対象日を指定します。
  4. 営業・休業と時間を設定する 営業する日は開始・終了時間を入力し、休業する日は休業の指定を確認します。
  5. 保存して登録内容を見直す 年月日、営業・休業の区別、開始・終了時間が予定と一致しているか確認します。

※管理画面の文言や配置は、利用環境や更新によって異なる場合があります。表示が異なるときは、この記事末尾のGoogle公式ヘルプも確認してください。

保存後は、お客様が見る表示も確認する

管理画面で設定しただけで終わらず、Google検索やGoogleマップで店舗を表示し、営業時間の案内を確認しましょう。将来の日付の設定は、管理画面に保存されている内容と、公開画面で確認できる範囲を分けて確認します。

表示に疑問がある場合は、まず対象店舗、保存した日付、編集状態を見直します。確認せずに同じ内容を何度も変更するより、変更日時と画面の状態を残しておく方が、後から状況を整理しやすくなります。

祝日・臨時休業・短縮営業の設定例

次の表は、通常営業時間が10時から19時までの店舗を想定した例です。実際の設定では、自店の営業予定に置き換えてください。

日付ごとの営業予定を整理する例
その日の予定 特別営業時間の内容 告知で補足すること
祝日も通常営業 営業:10時〜19時 祝日も通常どおり営業すること
祝日は短縮営業 営業:10時〜17時 通常より早く閉店すること
棚卸しで休業 対象日を休業に設定 次の営業日や問い合わせ対応
定休日に特別営業 対象日を営業にし、時間を入力 その日だけ営業すること

営業時間の設定と、理由の告知を組み合わせる

特別営業時間には営業予定を設定し、自社サイトやSNS、ビジネスプロフィールの投稿には、変更理由や補足事項を掲載します。

例えば、短縮営業の日に予約受付や商品の受け取りにも変更がある場合、営業時間だけでは説明が足りません。お客様が次に何を確認すればよいかまで案内しましょう。

短縮営業のお知らせ例

○月○日は設備点検のため、営業時間を10:00〜17:00に変更いたします。翌営業日からは通常どおり営業します。ご来店の際は、お時間をご確認ください。

※日付・時間・理由は例です。実際の予定と一致する内容で告知してください。

よくある設定ミスと、公開前の確認項目

1.短縮営業のために通常営業時間を変更してしまう

一日だけの変更なのに通常営業時間を書き換えると、その後も変更した時間が通常の案内として使われてしまいます。「毎週の変更か、日付限定の変更か」を入力前に確認しましょう。

2.SNSへの告知だけで更新を終えてしまう

SNSの投稿を見ていないお客様にも予定が伝わるように、Googleビジネスプロフィールの営業時間欄を更新します。自社サイトの営業カレンダーとも内容を合わせてください。

3.変更する日付や店舗を間違える

複数店舗や翌月以降の予定をまとめて登録するときは、年月日と店舗の取り違えに注意が必要です。「入力した人以外が確認する」工程を用意すると、見落としを減らせます。

4.最終受付時間と閉店時間を混同する

閉店は19時でも、予約の最終受付は18時という場合があります。どの時間を案内しているかが分かるように、予約ページや投稿で補足しましょう。

  • 対象の店舗名と住所が正しい
  • 変更する年月日が正しい
  • 営業・休業の指定が予定と一致している
  • 開始時間・終了時間を取り違えていない
  • 通常営業時間を意図せず変更していない
  • 自社サイト・SNS・店頭告知と内容が一致している
  • 予約・受け取りなどの補足案内が必要か確認した
  • 設定内容を保存し、確認した日付を記録した

更新漏れを防ぐ店舗の運用方法

設定方法を知っていても、変更が担当者に伝わらなければ更新できません。営業予定を決める人、入力する人、確認する人をつなぐ運用を用意しましょう。

月初に翌月の予定を集める

祝日、棚卸し、研修、設備点検などを一覧にします。予定が未確定のものは、決定期限と確認先も記録しておきます。

変更時に更新先をまとめて確認する

Google、自社サイト、SNS、予約ページ、店頭掲示など、案内を出している場所をチェックリストにします。

社内で共有しておきたい管理項目
管理項目 記録する内容 目的
対象店舗・日付 店舗名、住所、変更する日 登録先や日付の間違いを防ぐ
営業予定 営業・休業、開始・終了時間 判断に必要な情報をそろえる
担当・確認者 入力担当者と内容を確認する人 対応漏れや二重作業を防ぐ
更新状況 設定日、確認日、各媒体の対応状況 未対応の案内先を把握する

少人数の店舗なら、共有カレンダーや表形式の管理で十分です。管理ツールを増やすことよりも、予定変更があったときに「誰が、どこを更新するか」が分かる状態を優先しましょう。

台風や設備トラブルなどで急に営業予定が変わることもあります。定期確認とは別に、緊急時の連絡先と更新担当を決めておくと対応しやすくなります。

特別営業時間についてよくある質問

祝日も通常どおり営業する場合、設定は必要ですか?

Google公式では、祝日の営業時間が通常と同じ場合でも、確認・設定することを勧めています。営業予定が確定したら、通常どおり営業する日も含めて見直しましょう。

毎週の定休日を変える場合も特別営業時間を使いますか?

毎週の営業スケジュールを継続的に変更する場合は、通常営業時間を見直します。特定の日だけ定休日に営業する場合は、その日の特別営業時間を設定します。

長期間休業する場合も、毎日を特別営業時間に登録すればよいですか?

数週間の休業や再開日が決まっていない場合は、臨時休業として案内する扱いを確認します。短期間の例外と長期休業では判断が異なるため、Google公式の休業案内を確認してください。

特別営業時間を設定すると、検索順位は上がりますか?

設定だけで上位表示が保証されるわけではありません。まずは来店前のお客様に正しい営業予定を伝え、休業日に来店してしまうなどの行き違いを防ぐために整えましょう。

営業予定が決まったら、案内する場所をまとめて更新しましょう

Googleビジネスプロフィールの特別営業時間は、祝日や短縮営業、単日の臨時休業などを案内するための機能です。

通常営業時間との違いを理解し、対象日を指定して登録したうえで、Google検索・マップ、自社サイト、SNSの案内まで確認します。予定の共有から保存後の確認までを運用に組み込むことで、更新漏れを減らせます。

店舗情報の更新、担当者任せになっていませんか?

3Bros.worksでは、Googleビジネスプロフィールや自社サイト、SNSの運用についてご相談を承っています。現在の更新方法とお困りごとをお聞かせください。

店舗情報の運用について相談する
参考情報・公式ヘルプ

公式情報確認日:2026年9月11日。機能や画面表示は変更される場合があります。本文中の営業予定・運用例は説明用であり、実在する店舗の予定ではありません。

Googleビジネスプロフィール投稿の作り方|内容・頻度・注意点を解説

Googleビジネスプロフィール・情報発信

投稿を続けるために、内容・担当者・確認方法を先に決めましょう

お知らせ、商品、事例、イベントなど、店舗や会社の最新情報を検索とマップで伝える方法を解説します。

Googleビジネスプロフィールでは、文章や写真、動画、リンクを使い、店舗や会社の最新情報を投稿できます。

しかし、毎回内容をゼロから考える運用では、忙しい時期に更新が止まりがちです。投稿数を増やすだけではなく、検索した利用者が次の行動を判断できる情報を届ける必要があります。

この記事では、投稿内容の決め方、作成手順、頻度、社内での確認方法、効果測定と注意点を解説します。

結論:投稿テーマを4種類に分け、無理のない頻度で続ける

「最新情報」「商品・サービス」「事例・よくある質問」「季節・イベント」に分けると、内容を考えやすくなります。

毎日投稿を目標にするより、営業時間や料金などの基本情報を正しく保ち、投稿から電話・予約・Webサイトへ移動しやすい状態を作ることが重要です。

Googleビジネスプロフィールの投稿とは

Googleビジネスプロフィールの投稿は、Google検索やGoogleマップ上で、お知らせ、特典、イベント、商品・サービスなどの情報を伝える機能です。

投稿には文章、写真、動画、ボタンなどを設定できます。業種や地域、アカウントの状態によって利用できる形式や表示場所が異なる場合があります。

最新情報

新サービス、営業時間の変更、空き状況、設備導入、季節のお知らせなど。

商品・サービス

主力商品、メニュー、対応内容、選ばれる理由、利用方法など。

事例・質問

施工例、利用事例、担当者紹介、よくある質問、初めての方向け案内など。

イベント・特典

開催期間、対象者、場所、申込方法、利用条件などを明確に伝えます。

投稿前に決める5つの項目

項目 決める内容 確認する理由
目的 来店、予約、電話、問い合わせ、認知など 文章とボタンの行き先を揃えるため
対象者 新規客、既存客、法人、地域住民など 説明する情報の深さを決めるため
テーマ 商品、事例、FAQ、イベントなど 同じ内容の繰り返しを防ぐため
素材 写真、動画、リンク先、価格、日付 公開直前の確認待ちを減らすため
担当者 作成、事実確認、承認、返信の担当 誤情報と更新停止を防ぐため

投稿を作成する手順

管理アカウントでログインする ビジネスプロフィールを管理できるGoogleアカウントを使用します。
Google検索で自社名を検索する 管理メニューから投稿または最新情報を追加する項目を選びます。
伝える内容を一つに絞る 1投稿で複数の商品を詰め込まず、利用者に覚えてほしい内容を一つ決めます。
文章と写真を登録する 結論、対象者、具体的な内容、次の行動の順で書きます。画像内の文字だけに重要情報を依存させないようにします。
ボタンとリンク先を設定する 詳細、予約、注文など、投稿内容に合う行動を選び、直接関係するページへつなげます。
公開前に事実確認する 日付、価格、対象店舗、在庫、リンク、電話番号、表現を確認してから公開します。

投稿文の基本構成

そのまま使える構成

1.誰に向けた情報か
2.何を案内するか
3.利用するメリットや特徴
4.期間・料金・対象などの条件
5.詳細確認や予約などの行動

例:
初めてご来店いただく方へ。今月から平日夕方の相談枠を増設しました。サービス内容や費用を担当者が個別にご説明します。対象日時と予約方法は詳細ページをご確認ください。

投稿頻度の決め方

Googleは、すべての事業者に共通する最適な投稿回数を定めているわけではありません。毎日投稿すれば必ず上位表示されるというものでもありません。

最初は月2〜4回など、社内で素材準備と確認を続けられる頻度から始めます。営業時間変更、臨時休業、イベントなど、利用者の判断に影響する情報は通常の予定を待たずに更新します。

更新の優先順位
営業時間・住所・電話番号などの基本情報、重要なお知らせ、商品・事例の順で管理します。投稿だけ増えても、基本情報が古ければ利用者の不利益につながります。

写真を選ぶポイント

  • 実際の商品、店舗、スタッフ、施工例を使用する
  • 暗すぎる写真や情報量が多すぎる画像を避ける
  • 重要部分が切れないよう、公開後の表示を確認する
  • 使用許可のない人物、ロゴ、素材を掲載しない
  • 過度な加工で実物と大きく異なる表現にしない

効果測定で確認する指標

確認項目 判断できること 改善例
プロフィール閲覧 検索・マップで情報が見られているか 基本情報、カテゴリ、写真を見直す
Webサイトクリック 詳細を知りたい利用者が移動したか 投稿内容とリンク先を一致させる
通話・予約 問い合わせ行動につながったか 対象者、条件、受付時間を明確にする
投稿テーマ別の反応 どの情報が行動につながりやすいか 事例、商品、FAQなどの比率を調整する

投稿で注意すること

  • 実際と異なる価格、効果、在庫、期限を掲載しない
  • 個人情報や利用者が特定できる内容を許可なく公開しない
  • 著作権や肖像権を確認していない写真を使用しない
  • 禁止・制限対象の商品や表現に関するポリシーを確認する
  • リンク先と無関係な文章でクリックを誘導しない
  • 同じ文章を短期間に繰り返し投稿しない

公開前チェックリスト

  • 投稿の目的と対象者が一つに絞られている
  • 日付、価格、店舗、対象条件が正しい
  • 写真や動画の使用許可を確認している
  • 投稿内容とリンク先ページが一致している
  • スマートフォンで文章と画像を確認している
  • 終了したイベントや古い情報の扱いを決めている
  • 公開後に確認する指標を決めている

よくある質問

毎日投稿した方がよいですか?

毎日投稿が必要とは限りません。正確な情報を保ち、利用者に役立つ内容を無理なく継続できる頻度で公開してください。

投稿すれば検索順位が上がりますか?

投稿だけで順位が決まるわけではありません。ビジネス情報の正確性、検索との関連性、距離、知名度など複数の要素が関係します。

同じ投稿を複数店舗で使えますか?

全店共通の案内は活用できますが、店舗ごとの営業時間、在庫、担当者、写真、地域情報を確認し、誤情報が出ないように調整します。

まとめ

Googleビジネスプロフィールの投稿は、検索やマップで店舗を見つけた利用者へ、最新情報や商品、事例、イベントを伝える手段です。

投稿回数だけを増やさず、目的、対象者、写真、リンク先、承認者を決めましょう。通話、予約、Webサイトクリックなど、事業につながる行動も確認しながら改善してください。

GBPの投稿が続かず困っていませんか?
投稿テーマ、素材準備、確認フロー、効果測定まで運用しやすい形に整理します。
Googleビジネスプロフィール運用を相談する

参考情報

※投稿形式や管理画面は変更される場合があります。公開時にはGoogle公式ヘルプの最新情報をご確認ください。

Googleビジネスプロフィールのサービス提供地域とは?設定方法と注意点

Googleビジネスプロフィール・訪問型サービス

対応できる地域を正しく設定し、住所の見せ方も整理しましょう

出張修理、訪問介護、清掃、リフォームなど、顧客先へ訪問する事業向けに設定方法と注意点を解説します。

店舗へ来店してもらうのではなく、スタッフが顧客の自宅や事業所へ訪問する場合、Googleビジネスプロフィールでは「サービス提供地域」を設定できます。

ただし、対応できない地域まで広く登録したり、顧客対応を行わない自宅住所を公開したりすると、利用者の誤解やガイドライン違反につながる可能性があります。

この記事では、サービス提供地域を設定できる事業、住所表示との違い、設定手順、地域を決める基準を分かりやすく整理します。

結論:実際に訪問対応できる市区町村を登録する

サービス提供地域は検索順位を上げるために広げる項目ではありません。通常の営業時間や人員で、継続して訪問できる地域を設定します。

顧客が来店できない拠点の住所は非表示にし、来店と訪問の両方に対応する場合は住所とサービス提供地域を使い分けましょう。

サービス提供地域とは

サービス提供地域とは、事業者が商品やサービスを届けられる地域をGoogle検索やGoogleマップの利用者へ示すための設定です。

出張修理、訪問看護、ハウスクリーニング、害虫駆除、リフォーム、配送など、顧客先へ出向く事業で利用できます。

非店舗型ビジネス

顧客が拠点へ来店せず、事業者が顧客先へ訪問してサービスを提供します。住所は原則として非表示にします。

ハイブリッド型ビジネス

店舗で顧客対応を行いながら、配達や訪問サービスも提供します。条件を満たせば住所とサービス提供地域を設定できます。

オンラインだけで完結する事業は対象外になる場合があります。
Googleビジネスプロフィールは、営業時間内に顧客と対面する実在する事業を対象としています。オンラインサービスだけを提供する場合は、利用資格を公式ガイドラインで確認してください。

住所表示との違い

事業形態 住所の表示 サービス提供地域
来店型店舗 顧客対応を行う店舗住所を表示 通常は設定不要
非店舗型 顧客が来店できない住所は非表示 実際に訪問する地域を設定
ハイブリッド型 営業時間中に顧客対応できる住所を表示 訪問・配達する地域も設定可能
バーチャルオフィス 常駐せず顧客対応しない住所は原則不可 住所を借りただけでは登録資格を満たさない

サービス提供地域の設定方法

管理するGoogleアカウントでログインする ビジネスプロフィールのオーナーまたは管理者権限があるアカウントを使用します。
Google検索で自社名を検索する 管理メニューから「プロフィールを編集」を開きます。
「所在地と地域」を開く 画面名称は変更される場合があります。住所とサービス提供地域の項目を確認します。
対応する市区町村などを追加する 実際に継続対応できる地域を選びます。都道府県全域を安易に登録しないようにします。
住所の公開状態を確認する 顧客が来店できない拠点は住所を非表示にします。店舗で顧客対応する場合は所在地情報を正確に入力します。
保存後の表示を確認する 反映には時間がかかることがあります。検索とマップで、誤解を招く表示になっていないか確認します。

設定する地域の決め方

移動時間から逆算する

営業車で訪問できる時間、交通状況、駐車、作業時間を含めて対応範囲を決めます。Googleのガイドラインでは、各プロフィールのサービス提供地域はビジネス拠点から車でおおむね2時間以内を目安とする案内があります。

営業時間と担当人数を考慮する

依頼が増えたときも対応できる範囲か確認します。1人で運営する事業と複数拠点を持つ会社では、適切な地域の広さが異なります。

Webサイトの対応地域と一致させる

Googleビジネスプロフィールでは大阪市、Webサイトでは関西全域というように説明が異なると、利用者が判断しにくくなります。対応地域、出張費、対象外地域の条件を揃えましょう。

避けたい設定と注意点

  • 検索表示を増やす目的で対応できない地域まで追加する
  • 顧客が来店できない自宅や事務所の住所を公開する
  • 私書箱や常駐実態のないバーチャルオフィスを店舗として登録する
  • 同じ拠点・同じ事業について地域別プロフィールを大量に作る
  • 移転後も古い住所や電話番号を残す
  • WebサイトとGBPで対応地域の説明が異なる

複数拠点がある場合の考え方

拠点ごとにスタッフが配置され、異なる地域で実際に業務を行っている場合は、条件を満たす各拠点のプロフィールを作成できることがあります。

一方、1つの事業所から訪問しているだけなのに、市区町村ごとにプロフィールを分ける方法は避けます。各拠点の所在地、スタッフ、電話番号、Webページ、対応地域を整理し、実態に合わせて管理してください。

設定後に確認する項目

  • 店舗型・非店舗型・ハイブリッド型の区分が実態と合っている
  • 来店できない住所が非表示になっている
  • 通常の運用で訪問できる地域だけを登録している
  • 営業時間、電話番号、Webサイトが最新になっている
  • Webサイトにも対応地域と出張条件を掲載している
  • 地域ごとの問い合わせ数や移動負担を確認している

よくある質問

サービス提供地域を広げると順位が上がりますか?

地域を広げただけで、その地域すべての検索順位が上がるとは限りません。ビジネスとの関連性、距離、知名度、情報の充実度など複数の要素が関係します。

自宅を拠点にしていても登録できますか?

顧客先へ訪問する対象事業であれば登録できる場合があります。ただし、顧客を自宅で受け付けない場合は住所を非表示にし、サービス提供地域を設定します。

県全体を設定してもよいですか?

実際に通常業務として県全体へ訪問できる場合を除き、無理に広く設定しない方が安全です。移動時間と人員から継続対応できる範囲を決めます。

まとめ

Googleビジネスプロフィールのサービス提供地域は、顧客先へ訪問する事業が、実際に対応できる地域を示すための項目です。

検索範囲を広げるためではなく、利用者が依頼できる地域を正しく判断できるように設定します。住所の公開状態、Webサイトの説明、複数拠点の実態もあわせて確認しましょう。

訪問型ビジネスのGBP設定を整理しませんか?
住所表示、サービス提供地域、対応エリアページまで、事業実態に合わせて確認します。
Googleビジネスプロフィールについて相談する

参考情報

MEOツールとクチコミ管理ツールは別々に必要?機能と選び方を解説

MEO・クチコミ管理ツール

必要な機能を分けてから、契約方法を選びましょう

順位計測、店舗情報管理、クチコミ通知・返信などの違いと、別契約が必要なケースを解説します。

MEO対策を始めるとき、「MEOツールとクチコミ管理ツールを別々に契約する必要があるのか」と迷うことがあります。

MEOツールは検索順位やプロフィールの運用状況を確認する機能、クチコミ管理ツールはクチコミの依頼、通知、返信、分析を支援する機能が中心です。

一つのサービスに両方の機能が含まれる場合もあれば、それぞれ別のサービスとして提供されている場合もあります。

この記事では、MEOツールとクチコミ管理ツールの違い、一体型と別契約のメリット、店舗数や運用体制に応じた選び方を解説します。

結論:1店舗なら、最初から2種類の契約は必要ありません

まずGoogleビジネスプロフィールの標準機能で、閲覧、通話、ルート、Webサイトクリック、クチコミを確認します。

複数地点の順位計測や大量のクチコミ対応など、手作業では管理できない業務が発生した段階で必要な機能を追加しましょう。

MEOツールとクチコミ管理ツールの違い

比較項目 MEOツール クチコミ管理ツール
主な目的 検索での表示状況や店舗情報を管理する クチコミの収集、通知、返信、分析を効率化する
主な機能 順位計測、検索語句、競合比較、店舗情報管理、レポート クチコミ通知、返信管理、依頼用URL・QRコード、内容分析
向いている企業 検索表示を継続的に分析したい企業 クチコミ件数や返信業務が多い企業
担当者 マーケティング、Web、店舗開発 店舗責任者、CS、広報、運営本部
注意点 順位だけを成果にしない 不正なクチコミ獲得を行わない

MEOツールの主な機能

検索順位の計測

指定した地域や検索語句で、店舗がどの位置に表示されているか確認します。

検索語句の分析

店舗名、地域名、業種、サービス名など、プロフィールが見つかった語句を整理します。

複数店舗の情報管理

住所、営業時間、電話番号、写真などを複数店舗でまとめて管理します。

競合店舗との比較

同じ地域や業種の店舗と、表示状況や登録情報を比較します。

投稿や更新の管理

投稿予定や店舗情報の変更を管理し、更新漏れを防ぎます。

レポート作成

閲覧、通話、ルート、Webサイトクリックなどを集計します。

順位は検索する場所によって変わります
ローカル検索結果は、検索語句との関連性、検索地点から店舗までの距離、知名度などを基に表示されます。一つの地点の順位だけで店舗全体の成果を判断しないでください。

クチコミ管理ツールの主な機能

新着クチコミの通知

新しいクチコミが投稿されたときに、担当者へ通知します。

返信状況の管理

未返信のクチコミを確認し、対応漏れを防ぎます。

依頼用URLやQRコード

実際に利用した顧客へ、クチコミ投稿画面を案内しやすくします。

複数店舗の一括確認

店舗ごとの件数、評価、返信状況を本部で確認します。

クチコミ内容の分類

商品、接客、設備、待ち時間など、投稿内容の傾向を整理します。

返信文作成の支援

返信案を作成し、担当者が確認してから公開します。

一体型ツールが向いているケース

順位とクチコミを同じ担当者が管理している データと作業を一つの画面へ集約すると、確認漏れを減らせます。
複数店舗を同じ基準で比較したい 店舗情報、順位、クチコミ、反応を同じ形式で集計できます。
毎月の報告作業を減らしたい 複数の管理画面から数値を転記する時間を削減できます。
必要な機能が一体型の範囲で収まる 追加サービスを契約するより、権限や請求を管理しやすくなります。

別々のツールが向いているケース

クチコミ対応を専門部署が担当している MEO担当者と店舗・顧客対応担当者で、必要な画面や権限が異なります。
順位計測の条件を細かく設定したい 地域、地点、時間、検索語句など、高度な計測機能が必要な場合があります。
多店舗のクチコミ分析を重視している 店舗別の返信率、内容分類、承認フローなど、専門機能が必要になります。
既存の顧客管理システムと連携したい アンケート、予約、顧客管理など、社内システムとの連携条件を確認します。

ツールを契約しなくてもよいケース

  • 管理するプロフィールが1店舗だけ
  • 新しいクチコミが月に数件程度
  • Googleの標準画面で数値を確認できる
  • 担当者が営業時間や写真を定期的に更新できる
  • 複数地点の細かな順位計測が必要ない
  • 月次レポートを手作業で作成できる

ツールを導入すること自体がMEO対策ではありません。無料の標準機能で対応できる間は、店舗情報、写真、クチコミ返信、Webサイトの改善を優先できます。

自社に必要なツールを選ぶ手順

現在の作業を洗い出す 順位確認、店舗情報更新、クチコミ返信、月次報告など、現在の作業時間を確認します。
解決したい問題を一つ決める 順位が分からない、返信が遅れる、複数店舗の更新が難しいなど、優先する問題を決めます。
必要な機能を分ける 順位計測、情報管理、クチコミ通知、返信承認など、必要な機能を一覧にします。
標準機能で対応できるか確認する Googleビジネスプロフィールの管理画面で不足する作業だけを特定します。
一体型と別契約を比較する 機能だけでなく、店舗数、利用者数、権限、サポート、解約条件まで比較します。
無料期間やデモで確認する 実際の担当者が操作し、毎月の作業時間を減らせるか判断します。

見積もりで確認する費用

費用項目 確認内容
初期設定費 プロフィール連携、店舗登録、計測地点設定など
月額利用料 基本料金に含まれる店舗数や利用者数
店舗追加費 店舗数が増えた場合の追加料金
検索語句追加費 計測できる語句数と追加条件
メッセージ送信費 SMSやメールを使う場合の従量料金
運用支援費 助言、投稿、返信、改善提案が含まれるか
データ出力費 CSV、API、レポート出力の追加料金
ツール費と運用代行費を分けて比較する
管理画面を利用するだけの契約と、投稿、返信、分析、改善提案まで任せる契約では内容が異なります。月額料金に含まれる作業を確認しましょう。

クチコミ機能を使うときの注意点

クチコミの見返りに特典を提供しない
割引、商品、ポイント、謝礼などを条件にクチコミを依頼したり、良い評価を付けるよう誘導したりする行為は避けてください。

Googleでは、実際の体験に基づかないクチコミや、評価を操作することを目的とした不正なエンゲージメントを禁止しています。

満足した顧客だけを選んでGoogleの投稿画面へ案内し、不満がある顧客は別のアンケートへ振り分ける仕組みにも注意が必要です。

クチコミは、実際に商品やサービスを利用した顧客へ公平に案内し、投稿内容や評価は顧客自身に判断してもらいます。

契約前に確認する12項目

  • 管理できる店舗数はいくつか
  • 順位を計測する地点と検索語句を設定できるか
  • クチコミの通知先を店舗ごとに変更できるか
  • 返信内容の承認機能があるか
  • 利用者ごとに権限を分けられるか
  • Googleアカウントの所有権を自社で維持できるか
  • ツールが利用できなくなった場合も管理権限が残るか
  • 初期費用と月額料金の内訳が明確か
  • 最低契約期間と解約期限はいつか
  • 契約終了後にデータを出力できるか
  • クチコミ依頼機能がGoogleのポリシーに配慮しているか
  • サポートと運用代行の範囲が明確か

よくある質問

MEOツールを導入すれば順位は上がりますか?

ツールは計測や管理を支援するものであり、導入だけで順位が上がるわけではありません。数値を基に店舗情報やWebサイトなどを改善する必要があります。

1店舗でもクチコミツールは必要ですか?

クチコミ数や返信作業が少ない場合は、Googleの標準機能で対応できます。返信漏れや依頼管理が負担になってから検討しても遅くありません。

クチコミ返信をAIへ任せてもよいですか?

返信案の作成には利用できますが、事実関係、個人情報、謝罪内容などを担当者が確認してから公開してください。

外部会社にGoogleアカウントを渡してもよいですか?

自社のログイン情報を共有せず、ビジネスプロフィールの管理権限を付与します。自社をオーナーとして残し、外部会社の権限を必要な範囲に限定してください。

まとめ

MEOツールは順位計測や店舗情報管理、クチコミ管理ツールは通知、返信、依頼、分析を支援する機能が中心です。

1店舗で作業量が少ない場合は、最初から両方を契約する必要はありません。Googleビジネスプロフィールの標準機能で不足する業務を確認してから導入しましょう。

複数店舗を同じ担当者が管理する場合は一体型、担当部署や必要な機能が異なる場合は別契約が選択肢になります。

MEOツールの選び方で迷っていませんか? 店舗数、運用体制、確認したい成果から、必要な機能と運用方法を整理します。 MEO運用について相談する

参考情報