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サイトリニューアルでSEO順位を落とさないためのチェックリスト

サイトリニューアル前後のSEO確認項目をチェックするWeb担当者
Webサイトリニューアル・SEO

デザインだけでなく、検索評価を引き継ぐ準備をする

URL変更、301リダイレクト、ページ内容、計測設定まで、公開前後にWeb担当者が確認したい項目を整理します。

サイトリニューアルを任されたものの、「公開後に検索順位や問い合わせが落ちないか」「制作会社へ何を確認すればよいか」と不安を感じていませんか。

リニューアルでは、デザインや機能だけでなく、既存ページが得ている検索評価を新しいサイトへ引き継ぐ作業が必要です。特にURLを変更する場合、旧URLと新URLの対応が不十分だと、ユーザーや検索エンジンが移転先を正しく把握できません。

この記事では、SEOの専門知識がないWeb担当者でも制作会社と確認できるように、企画段階、公開前、公開直後、公開後に分けてチェック項目を解説します。

先に結論:旧URLと新URLの対応表を公開前に完成させる

検索流入があるページを把握し、残す・統合する・削除するを決めます。URLが変わるページは、旧URLから最も関連する新URLへ恒久的な転送である301リダイレクトを設定し、公開後に実際の転送結果を確認します。

なぜサイトリニューアルで検索順位が変動するのか

リニューアルによって、検索エンジンが確認するURL、文章、見出し、内部リンク、表示速度などが変わるためです。公開直後の一時的な変動を完全に防ぐことはできませんが、引き継ぎ漏れによる下落リスクは減らせます。

1

重要なページを削除した

検索流入や問い合わせに貢献していたページを、利用状況を確認せず削除すると入口が減ってしまいます。

2

URL変更後の転送がない

旧URLから新URLへの301リダイレクトがないと、ユーザーも検索エンジンも移転先を把握できません。

3

内容を大きく減らした

見た目をすっきりさせる目的で、タイトルや本文からユーザーに必要な説明まで削ってしまうケースです。

4

内部リンクが切れている

リンク先が古いURLのままだと、回遊しにくくなり、検索エンジンも新しい構造を理解しづらくなります。

5

検索拒否設定が残っている

テスト環境で使ったnoindexなどが公開後も残ると、検索結果へ表示されない原因になります。

6

計測できていない

GA4やコンバージョン計測が外れると、実際の成果や問題点を正しく判断できません。

企画段階で確認する5項目

1

リニューアル前の数値を記録する

自然検索のアクセス、問い合わせ件数、クリック数・表示回数、主な検索キーワード、流入の多いページを記録します。比較対象を残すことで、公開後の変化を判断できます。

2

残すページをアクセスだけで決めない

アクセスが少なくても、問い合わせ前や商談時に読まれる重要なページがあります。GA4やSearch Consoleに加え、営業・採用・顧客対応の担当者にも利用状況を確認します。

3

変更前後のURL一覧を作る

各ページを「継続」「移転」「統合」「削除」に分け、URLが変わる場合は適切な移転先を決めます。

旧URL対応新URL
既存ページA継続同じURL
既存ページB移転関連する新URLへ301転送
既存ページC統合統合先へ301転送
既存ページD削除代替ページの有無を確認
4

ページの目的と検索ニーズを整理する

会社が伝えたい情報だけでなく、ユーザーが知りたい情報を残します。対象者、対応範囲、料金の考え方、依頼の流れ、よくある質問なども検討します。

5

SEO対応の担当範囲を決める

調査、URL設計、タイトル作成、文章作成、転送設定、公開後の確認を誰が担当するのか、見積書や要件表で明確にします。

制作会社へ確認する一言

「旧URLと新URLの対応表、301リダイレクト設定、公開後の動作確認は見積もりに含まれていますか」と確認してください。含まれない場合は、誰がいつ実施するかを決めます。

公開前のSEOチェックリスト

下の10項目を、制作会社と一緒に一つずつ確認してください。

URL

不要な変更を避け、変更箇所の一覧を作成する

301リダイレクト

旧URLごとに関連する新URLを指定する

タイトル・説明文

内容に合っており、重複や未入力がない

見出し・本文

重要な説明をデザイン変更だけで削っていない

内部リンク

リンク切れがなく、新URLへ更新されている

画像

代替テキスト、容量、表示崩れを確認する

正規URL

canonicalが公開後の正しいURLを示している

インデックス設定

noindexなどの検索拒否設定が残っていない

サイトマップ

公開する正規URLだけが記載されている

計測

GA4、Search Console、成果計測を確認する

公開直後に必ず確認すること

1

画面表示を確認

主要ページをパソコンとスマートフォンの両方で開き、表示崩れやリンク切れを確認します。

2

旧URLを実際に開く

想定した新URLへ一度で転送されるか、旧URLをブラウザへ入力して確認します。

3

フォームを送信

完了画面、通知メール、GA4の成果計測まで、実際の利用者と同じ手順でテストします。

4

検索設定を確認

テスト環境用のnoindexなどが残っていないか確認し、新しいXMLサイトマップを送信します。

旧URLをすべてトップページへ転送しない

旧ページと内容が近い新ページがある場合は、そのページへ個別に転送します。対応するページがないときも、機械的にトップページへ集めず、ユーザーにとって妥当な移転先があるか確認しましょう。

公開後1〜3か月の確認方法

公開できたら終了ではありません。公開前に記録した数値と比較し、ページ単位で変化を確認します。

Search Console

クリック数、表示回数、掲載順位、インデックス状況、クロールエラーを確認します。

GA4・問い合わせ

自然検索からの訪問数と、問い合わせ・資料請求などの成果件数を確認します。

サイトの動作

旧URLの転送、ページの表示速度、スマートフォンでの操作性を確認します。

サイト全体の合計だけでなく、下落したページを特定します。公開前と内容、タイトル、内部リンク、転送先がどう変わったかを確認し、原因の候補を一つずつ修正します。

Web担当者が制作会社へ渡す確認表

  • 公開前後のURL対応表は誰が作成しますか
  • 301リダイレクトは誰が設定・確認しますか
  • 既存ページのタイトルや本文はどこまで引き継ぎますか
  • サイトマップと正規URLは誰が確認しますか
  • GA4とSearch Consoleの設定は引き継がれますか
  • 問い合わせ計測のテストは含まれますか
  • 公開後のエラー確認と修正期間はありますか
  • 検索順位が下がった場合の調査範囲はどこまでですか

リニューアル全体の進め方は「コーポレートサイトリニューアルで失敗しない進め方」、目的整理は「コーポレートサイトリニューアルの目的とKPI」も参考にしてください。

まとめ:公開前の引き継ぎ準備と公開後の確認をセットにする

サイトリニューアルのSEO対策では、既存ページの評価をできる限り引き継ぎ、ユーザーが必要な情報へ迷わず到達できる状態を整えることが大切です。

公開前に旧URLと新URLの対応表を完成させ、301リダイレクト、ページ内容、内部リンク、インデックス設定、計測を確認しましょう。公開後は旧URLからの転送を実際に試し、Search ConsoleやGA4で変化を継続的に確認します。

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目的整理からURL・コンテンツ・公開後の運用まで、現在の状況に合わせて一緒に整理します。

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