AIで出した候補を、企業で使える名前へ。
名前の候補を、
同じ条件で
比べる。
AIに「かわいいキャラクター名を考えて」と頼むと、候補は出ても選ぶ理由が見つからないことがあります。企業で長く使う名前には、響きのよさに加え、案内する内容とのつながり、読みやすさ、媒体での使いやすさが必要です。
ここでは、名前案の発想から候補比較までを扱います。性格や物語から整理したい場合は、先に企業キャラクターの設定・紹介文を作る方法をご覧ください。
候補を出す前に、名前の条件を一枚にする
最初に決めるのは、好きな音よりも「誰が、どこで呼ぶ名前か」です。展示会で社員が声に出す名前と、アプリ内だけで表示する名前では、確認すべき場面が違います。次の記入例は、架空の製造業の案内キャラクターを想定しています。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 役割 | 製品選びの確認点を一緒に整理する |
| 呼ぶ人 | 法人のお客様と営業担当者 |
| 印象 | 親しみがあり、落ち着いている |
| 表記 | ひらがなを基本に、読み方は一つにする |
| 使用場面 | 商談資料、WebのFAQ、展示会パネル |
| 避ける要素 | 特定商品だけに結び付く語、幼すぎる呼び名 |
文字数は条件として置けますが、短い名前が常によいわけではありません。略称を使う可能性や、「さん」を付けたときの響きも含めて考えましょう。
方向性を分けて依頼する命名プロンプト
一度に大量の名前を並べるより、役割から作る案、音の親しみやすさを重視する案、企業の価値観から作る案に分けると比較しやすくなります。角括弧を自社の情報に置き換えて使ってください。
PROMPT TEMPLATE
命名条件を伝えるプロンプト
企業キャラクターの名前案を作成してください。
役割:[何を手助けするキャラクターか]
主な相手:[お客様や利用者の特徴]
大切にする印象:[二つまで]
使用場面:[Web、営業資料など]
表記と長さ:[希望条件]
避ける要素:[使用しない語や印象]
「役割」「響き」「企業の価値観」の3方向で各3案。
各案を、名前/読み方/発想の理由/懸念点の表にしてください。
条件を満たさない案は無理に残さないでください。
既存名称の未使用や、商標上の安全性は断言しないでください。
情報が足りない場合は、追加した前提を明示してください。
次に「役割の方向性は合うが、語尾が幼い。役割の意味を残して再提案」と戻します。「もっとよくして」ではなく、残す点と変える点を一つずつ指定するのがコツです。
名前の候補は同じ比較表で評価する
以下は評価方法を示すための仮案です。名称の使用可否を調査したものではなく、そのままの採用を勧めるものでもありません。
| 仮案 | 残したい特徴 | 実際に試すこと |
|---|---|---|
| たしかめるん | 確認を助ける役割が伝わる | 法人向け資料で幼く見えないか |
| よりそいと | 相談相手の姿勢を表せる | 音声だけで正しく聞き取れるか |
| つなぐみ | 複数部門へ展開しやすい | キャラクター名だと分かるか |
社内で点数を付ける場合は、「初見で読める」「一度聞いて言い直せる」「役割を説明できる」「小さな表示でも読める」を各3段階で採点します。採点前に基準をそろえ、合計点だけでなく、迷った理由も残します。好き嫌いの投票だけでは、使う場面の課題が見えにくくなります。
三つの場面で呼びやすさを試す
候補を三つ程度に絞ったら、実物に近い形で確認します。
- 声に出す:「本日は○○がご案内します」と読み、聞いた人に名前を書いてもらう。
- 小さく置く:SNSアイコン横や資料の吹き出しに配置し、文字のつぶれや改行を見る。
- 説明に添える:「○○は、製品選びを手伝う案内役です」と一文にし、役割との違和感を確かめる。
採用前はAIの回答と権利確認を切り分ける
検索結果がないだけで安全とは判断せず、採用する商品・サービスや展開範囲を整理し、必要に応じて弁理士などへ相談してください。候補名、読み方、使用場面、確認日を一緒に保存すると、後の確認もしやすくなります。
名前を決めた後に使う場面まで整える
正式名称、読み方、略称の可否、表記ゆれ、命名理由を一枚にまとめれば、担当者が変わっても説明をそろえられます。
CHARACTER PLANNING
キャラクター名を、
役割から一緒に整理。
サンブロでは、企業キャラクターの企画と展開についてご相談いただけます。候補は出たものの選び切れない場合は、役割や使用媒体から一緒に整理するところから始めましょう。