コーポレートサイトリニューアルの進め方|失敗を防ぐ手順とチェックリスト
デザインを変える前に、目的・コンテンツ・URLを整理しましょう
問い合わせや採用、企業情報の発信につながるリニューアル手順と、検索順位を落とさないための注意点を解説します。
コーポレートサイトが古くなり、「スマートフォンで見づらい」「情報を更新しにくい」「問い合わせにつながらない」と悩んでいませんか。
コーポレートサイトのリニューアルでは、見た目を新しくするだけでなく、サイトの目的、掲載情報、更新体制、問い合わせ導線、検索評価を整理する必要があります。
この記事では、リニューアルの準備から制作会社の選定、公開、公開後の改善までを順番に解説します。
「古いから新しくする」だけでは、リニューアル後の成果を判断できません。問い合わせ、採用応募、資料請求、企業理解など、優先する目的を決めましょう。
検索流入があるページや既存URLを調べずに削除すると、公開後にアクセスが減る可能性があります。
コーポレートサイトをリニューアルする目的
サービス内容、実績、選ばれる理由、相談方法を整理し、検討中のユーザーを問い合わせへ導きます。
仕事内容、社員、職場環境、選考方法を伝え、求職者が働く姿を想像できる状態にします。
会社情報、事業内容、実績、取引方針などを分かりやすく掲載します。
社内担当者が実績、ニュース、採用情報などを継続更新できる仕組みを整えます。
複数の目的がある場合は、最優先の目的と対象ユーザーを決めます。優先順位があると、トップページや導線を設計しやすくなります。
リニューアルを検討するタイミング
- スマートフォンで見づらい
- サービス内容と掲載情報が一致していない
- 更新方法が分からず情報が古い
- 問い合わせや採用応募が少ない
- ページの表示が遅い
- 必要なページへ移動しにくい
- 会社名や事業内容が変わった
- セキュリティやCMSの保守に不安がある
- 検索流入はあるが成果へつながらない
すべてを作り直す必要がない場合は、問い合わせ導線やサービスページなど、課題が大きい部分から改善する方法もあります。
コーポレートサイトリニューアルの8つの手順
制作前に準備する情報
| 準備するもの | 主な内容 | 確認担当 |
|---|---|---|
| 会社情報 | 住所、代表者、事業内容、沿革、許認可 | 経営・総務 |
| サービス情報 | 対象顧客、特徴、料金、流れ、よくある質問 | 営業・事業担当 |
| 実績 | 事例、成果、掲載許可、写真 | 営業・広報 |
| 採用情報 | 職種、条件、社員紹介、選考方法 | 採用担当 |
| 既存データ | アクセス、検索、問い合わせ、主要URL | Web担当 |
| 素材 | ロゴ、写真、動画、会社案内、営業資料 | 広報・制作担当 |
検索順位を落とさないためのSEO移行
既存ページの評価を確認する
Search Consoleやアクセス解析を使い、検索表示や流入があるページを確認します。流入があるページは、削除ではなく内容を引き継ぐ方法を検討してください。
旧URLと新URLの対応表を作る
URLを変更する場合は、旧URLと対応する新URLを一覧にします。ページ内容が同じでURLだけが変わる場合は、関連する新ページへ301リダイレクトします。
内部リンクを新URLへ変更する
サイト内に残っている古いURLを新しいURLへ変更します。転送だけに頼らず、メニューや本文のリンクも更新しましょう。
公開時の検索設定を確認する
開発中に設定したnoindexやアクセス制限が残っていないか、canonical、タイトル、メタ説明、サイトマップが正しいか確認します。
変更点が多いほど、問題の原因を特定しにくくなります。十分なテスト期間と、公開後に修正できる担当体制を用意してください。
公開前チェックリスト
会社名、住所、電話番号が正しい
サービス内容と料金表記を確認した
スマートフォンで読みやすい
メニューとすべてのリンクが動作する
問い合わせフォームを送信できる
自動返信と管理者通知が届く
プライバシーポリシーを掲載した
ページタイトルとメタ説明を設定した
旧URLから新URLへ転送される
アクセス解析と問い合わせ計測が動く
バックアップと復旧方法を確認した
公開後の更新担当者が決まっている
リニューアル後に確認する数値
| 段階 | 確認する指標 | 主な改善対象 |
|---|---|---|
| 検索表示 | 表示回数、掲載順位 | タイトル、コンテンツ、検索設定 |
| サイト流入 | ユーザー数、流入元 | SEO、広告、SNS、外部リンク |
| 検討 | サービス・実績ページ閲覧 | 導線、説明、事例、FAQ |
| 問い合わせ | フォーム送信、電話クリック | CTA、フォーム、相談内容 |
| 商談 | 有効問い合わせ、成約 | ターゲット、訴求、営業対応 |
よくある質問
リニューアルにはどのくらいの期間が必要ですか?
ページ数、素材準備、機能、確認体制によって異なります。希望公開日から逆算するだけでなく、社内確認や文章・写真の準備期間も含めて計画します。
現在の文章や写真はそのまま使えますか?
利用できますが、現在の事業内容やターゲットに合っているか確認してください。検索流入がある文章は、理由なくすべて削除しないことが重要です。
リニューアルすれば問い合わせは増えますか?
公開しただけで増えるとは限りません。流入を増やす施策と、サービスページ、実績、CTA、フォームなどの改善を組み合わせます。
相見積もりは必要ですか?
複数社を比較する場合は、同じ目的、ページ数、機能、支援範囲を伝えてください。金額だけでなく、見積もりに含まれる作業を比較します。
まとめ
コーポレートサイトリニューアルでは、デザイン制作の前に、目的、対象ユーザー、既存ページ、必要な機能、更新体制を整理します。
URLを変更する場合は、旧URLと新URLの対応表を作り、301リダイレクトや内部リンクの更新を行いましょう。
公開後は検索流入と問い合わせを確認し、事業の成果につながるサイトへ継続的に改善することが重要です。
現在のサイトを確認し、残すページ、改善する導線、必要な機能を整理します。
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