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SNS運用を外注するデメリットは?失敗を防ぐ依頼前の確認ポイント

SNS運用の外注によるデメリットと対策を確認する企業のWeb担当者
企業SNS運用・外注

外注先に任せきりにせず、成果が出る運用体制をつくる

費用や確認工数、社内にノウハウが残らない問題など、SNS運用代行で起こりやすい失敗と予防策を分かりやすく解説します。

上長からSNS運用の外注先を探すように言われ、「専門会社へ任せれば全部うまく進むのでは」と考えていませんか。

SNS運用を外注すると、投稿企画や画像制作などの負担を減らせる一方、確認のやり取りが増える、社内の雰囲気が伝わりにくい、費用に対して成果を判断できないといった問題が起こることがあります。

外注自体が悪いのではありません。依頼する範囲と社内に残す役割を決めず、外注先へ任せきりにすることが失敗の原因になります。本記事では、Webの専門知識がない担当者でも判断できるように、SNS運用を外注するデメリットと対策を整理します。

先に結論:外注先と社内担当者の役割分担が重要

企画・制作・分析は外注し、商品情報、社内確認、顧客への回答、緊急時の判断は社内が担うなど、役割を明確にすると運用しやすくなります。契約前に作業範囲、確認期限、成果指標、アカウント権限を決めておきましょう。

SNS運用を外注する主なデメリット

1.毎月の運用費用がかかる

外注すると、投稿企画、原稿、画像、投稿作業、コメント対応、分析などの費用が発生します。金額だけを比較しても、投稿本数や撮影の有無、対応するSNS、レポート内容が異なれば正しく判断できません。

見積書では「月に何本投稿するか」だけでなく、企画会議、修正回数、素材制作、投稿後の対応まで含まれているか確認します。

2.外注しても社内の確認作業は残る

外注先は、商品の最新情報、社内事情、公開できない情報まで把握しているわけではありません。原稿や画像の確認、事実関係の確認、公開承認は社内で行う必要があります。

確認担当者が決まっていないと、承認待ちで投稿が遅れます。「誰が」「何日以内に」「どの観点で」確認するかを決めておきましょう。

3.自社らしさが伝わりにくくなる場合がある

外注先が作る文章や画像は整っていても、社員の言葉や現場の空気が薄くなることがあります。採用目的のSNSでは、きれいな投稿だけでなく、働く人や日常の様子が重要です。

ブランドの口調、使わない表現、写真の基準、参考投稿を共有し、最初の数か月で認識を合わせます。

4.社内にSNS運用のノウハウが残らない

企画から分析まで任せきりにすると、契約終了後に何を投稿すればよいか分からなくなる可能性があります。外注中も企画の理由や分析結果を共有してもらい、投稿ルールや成功事例を社内資料として残しましょう。

5.投稿スピードが遅くなることがある

社内から外注先へ情報を渡し、外注先が制作し、社内が確認する工程が必要です。イベント当日の発信や急な告知では、内製より時間がかかる場合があります。

通常投稿は外注、速報や緊急情報は社内など、投稿の種類によって担当を分ける方法が有効です。

6.成果の判断が難しい

フォロワー数や「いいね」が増えても、問い合わせや採用応募につながるとは限りません。契約前に、SNSを何のために運用するのかを決め、目的に合うKPIを設定します。

7.アカウント管理や情報漏えいのリスクがある

外部の担当者がアカウントへアクセスするため、権限や認証情報の管理が必要です。個人のアカウントを共用したり、パスワードをメールやチャットに平文で残したりする運用は避けます。

アカウントの所有者は自社にする

アカウントの登録メールアドレスや最上位の管理権限は自社で保持し、外注先には必要な範囲の権限を付与します。契約終了時の権限削除、データ返却、予約投稿の扱いも契約前に確認してください。

外注のデメリットを防ぐ対策

起こりやすい問題 契約前に決めること 運用開始後の対策
想定外の追加費用投稿本数・撮影・修正回数毎月の作業実績を確認
確認に時間がかかる承認者と確認期限定例日と締切を固定
自社らしさが出ないトーン・表現・写真基準反応の良い投稿を共有
成果が分からない目的とKPI月次で改善案まで報告
契約終了後に運用できないデータ・権限の返却条件マニュアルを更新

SNS運用代行の依頼前チェックリスト

見積もりや提案を受け取ったら、次の項目を確認します。上長へ提出する比較表にも利用できます。

  • 運用するSNSと、それぞれの目的が明確か
  • 月間の投稿本数と投稿形式が記載されているか
  • 企画、原稿、画像、撮影、投稿の担当範囲が分かるか
  • 修正回数と追加料金の条件が明記されているか
  • コメントやDMへ誰が返信するか決まっているか
  • 炎上・誤投稿・緊急時の連絡方法が決まっているか
  • 確認するKPIとレポート内容が目的に合っているか
  • アカウントの所有権とアクセス権限が明確か
  • 最低契約期間、解約条件、データ返却が明記されているか
打ち合わせで聞いておきたい3つの質問
  1. 当社側で毎月準備するものと作業時間はどのくらいですか?
  2. 成果が出なかった場合、どのように改善しますか?
  3. 契約終了後、投稿データや運用ノウハウは引き継げますか?

外注先と社内の役割分担例

外注先が担当しやすい業務
  • 運用戦略と投稿企画
  • 原稿・画像・動画制作
  • 予約投稿
  • 数値分析と改善提案
  • 競合やトレンドの調査
社内に残したい業務
  • 目的と優先順位の決定
  • 商品・社内情報の提供
  • 公開前の最終承認
  • 専門的なコメント・DM対応
  • 緊急時の判断

SNS運用を外注した方がよい企業

  • 社内担当者が本来業務と兼任し、企画や制作の時間を確保できない
  • 投稿はしているが目的や成果指標が決まっていない
  • 画像・動画制作や分析に専門的な支援が必要
  • 社内に承認担当者がおり、外注先へ情報を提供できる

内製と外注のどちらにするか決まっていない場合は「SNS運用は内製と外注のどちらがよいか」、依頼方法を詳しく確認したい場合は「SNS運用代行を依頼するときのポイント」もご覧ください。

まとめ:任せる範囲と社内の役割を決めてから外注する

SNS運用の外注には、費用、確認工数、社内にノウハウが残りにくいこと、自社らしさが薄くなることなどのデメリットがあります。しかし、契約前に作業範囲、承認方法、KPI、権限管理を決めれば、多くの問題は予防できます。

外注先にすべてを任せるのではなく、自社が目的と判断を持ち、外注先の専門性を活用する体制をつくりましょう。

Web担当者様のお悩みを整理します

SNS運用をどこまで外注すべきか迷っていませんか?

目的、社内体制、ご予算を確認し、外注する範囲と社内に残す役割を整理します。まだ投稿内容が決まっていない段階でもご相談いただけます。

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参考情報・引用元

※各SNSの機能、権限設定、利用規約は変更される場合があります。運用開始前に利用するSNSの最新情報と契約内容をご確認ください。